2025年9月29日放送の「世界!ニッポン行きたい人応援団」。
今回はイタリアの首都ローマで管理栄養士として働くロベルタさんがお豆腐の製法を学びに来日しました。
京都の伝統的な作り方を学ぶため、創業128年の老舗で修行をし秘伝の絹ごし豆腐のレシピを教わったり、絶対に崩れない究極の岩豆腐を求めて、二本三大秘境のひとつである徳島県の祖谷(いや)に向かうなど、今回も盛りだくさんでした。
お豆腐は崩れるのが当たり前と思っていましたが、絶対に崩れない岩豆腐というものがあるんですね。
一体どんなものなのか、食べ方や賞味期限などを調べました!
- 岩豆腐はどんなお豆腐?
- 食べ方や賞味期限は?
- お取り寄せできる?
これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。
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ニッポン行きたい人応援団|絶対に崩れない「岩豆腐」は肉厚で固い木綿豆腐

徳島県祖谷地方は、幻想的な景観を持つ落合集落がある場所。
この地方で作られているのが「岩豆腐」と呼ばれるもの。これはどのようなものかというと、
縄で縛って持ち運べるほど大きく固い木綿豆腐
なのです!
岐阜県の白川村にも「石豆腐」として、岩豆腐と同じものがあるようです。
1丁の重さが一般的な豆腐の約3倍ほどあり、大きくずっしり重たいことも特徴のひとつ。
祖谷は標高が高く平地が少ないため、大豆たんぱくは貴重な栄養源でした。
そんな貴重な大豆を無駄にしないためにがりを多く入れて作られ、さらに圧縮して水分を抜いています。
大豆の栄養を効率的に摂取し、水分が少ないため腐りにくく持ち運びしやすいことから、山間部での食生活の知恵として生まれたと言われています。
作るのに手間がかかるもののため、昔は特別な日に食べられていたそうですよ。
できあがったお豆腐は、圧縮されているので大豆の味が濃いそうです!
岩豆腐と高野豆腐の違いは?
腐りにくく固いお豆腐といって思い出すのが「高野豆腐」。
岩豆腐との違いについて、AIさんに聞いてみたところ、以下結果が返ってきました。
岩豆腐(石豆腐) | 高野豆腐(凍り豆腐) | |
---|---|---|
製法 | 圧力をかけて水分を抜き、縄で縛っても崩れないほど硬くした生の豆腐。 | 豆腐を凍結・熟成・乾燥させて水分を抜いた保存食。 |
食感 | 硬くしっかりとした食感。 | 乾燥したスポンジ状で、出汁を吸い込むとやわらかくなる。 |
見た目 | 縄で縛った跡が残るものもある。 | 乾燥した状態で販売されており、一般的には立方体や板状。 |
特徴 | 徳島県三好市や岐阜県白川村などに伝わる郷土料理。 | 日本各地で広く作られ、煮物などに使われる。 |
栄養 | 通常の豆腐よりも旨味が凝縮している。 | 凍結・乾燥の工程で栄養が凝縮され、植物性たんぱく質が豊富。 |
岩豆腐は水分を抜いているものの乾燥させているわけではないので、生のお豆腐と扱いや賞味期限はあまり変わらないようですね。
ニッポン行きたい人応援団|岩豆腐の賞味期限はどのくらい?
圧縮して水分を抜いた固い「岩豆腐」。
水分が少ないので日持ちしそうに思いますが、どのくらい持つでしょうか。
調べたところ、販売店によってバラつきがあるものの、概ね
3日~5日程度
と書かれているものが多かったです。
手作り豆腐の賞味期限が1日程度と考えると、たしかに日持ちがすると言えるかもしれませんね。
保存は普通のお豆腐同様、冷蔵となります。
ニッポン行きたい人応援団|岩豆腐の食べ方は?

岩豆腐といえば、お餅の代りに岩豆腐を入れた「うちがえ雑煮」が郷土料理として知られています。
ロベルトさんも舌鼓を打っていたうちがえ雑煮は、おつゆに煮しめた里芋を入れ、お餅のかわりに長方形の大きな岩豆腐を2枚のせたもの。2枚の重なった武士が刀を合わせた様子を表しているそうです。
固くて厚みのある岩豆腐ではないとできない盛りつけですね。
そのほか、どのような食べ方があるのかをAIさんに聞いてみました。
- ステーキ風:厚切りにして表面をこんがり焼き、しょうゆ+みりん、もしくはバター醤油で。肉の代わり感覚で食べられます
- 田楽:味噌だれをのせて焼くと、お酒のつまみにも
- 唐揚げ:下味をつけて片栗粉をまぶして揚げると、外はカリッ、中はむっちり
- 揚げ出し豆腐風:普通の豆腐より崩れにくいので、だしつゆとの相性抜群
- サラダや冷菜に:厚めに切って軽く焼き、スライスしてサラダにトッピング
通常のお豆腐よりも煮崩れしにくいので、煮物に入れたり鍋の具にしても良さそう。
似ても焼いても自由自在な食材とも言えますね!
ヘルシーで食べ応えもあるので、満足度も高そうです。
ニッポン行きたい人応援団|岩豆腐のお取り寄せ情報
重たくて固い岩豆腐ですが、お取り寄せができるかを調べました。
大手ネットショップなどでお取り寄せが可能です。


まとめ
大きくて固い木綿豆腐「岩豆腐」についてお届けしました。
山間部の知恵として生まれたお豆腐でしたね。
濃厚な大豆の味をたのしめ、焼いても煮ても崩れにくいため、お豆腐を積極的に食べたい方にぴったりかもしれません!
気になる方は、お取り寄せをしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。