2025年1月8日放送の「ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?~」。
新潟のソウルフード「イタリアン」の特集がありましたね!
新潟県民はイタリア料理がソウルフードなの?と思う方もいるかもしれません。
実はイタリアンは、パスタやピザの「イタリア料理」ではなく、とある「ご当地グルメ」なのです。
- イタリアンって一体何?発祥はどこ?
- 新潟と長岡のイタリアンの違いは?
- 食べてみたい!お取り寄せはできる?
気になるので調べました!
ソレダメ!|新潟の「イタリアン」はパスタソースがかかった焼きそばのこと!
新潟のソウルフード「イタリアン」。一体どんなものなのでしょうか。
上の写真をご覧いただければわかる通り、
パスタソース(トマトソースやミートソース)がかかった焼きそば
なのです!
上の写真のイタリアンを見ると、麺の太さは焼きそばとうどんの中間くらいの太麺。
麺の具としてもやしやキャベツが入っており、焼きそばソースで味付けされています。その上にトマトソースがかかっていて、そしてせん切りにした白生姜が添えられているというもの。
新潟県民にとっての「イタリアン」は、ソース焼きそばをベースにパスタソースをかけた、ちょっと風変わりなご当地グルメのことだったんですね。
しかし、焼きそばにパスタソースがかかっているとは、なんとも不思議な食べ物ですね。
ソースとパスタソースがお互いに主張しあいそうな気がしますが・・。
いまでは県民食になっているあたり、味はおいしいのでしょうね。食べてみたいです。
発祥のお店は「みかづき」
この風変わりな焼きそば「イタリアン」ですが、発祥のお店はどこなのでしょうか。
調べたところ「みかづき」というファストフード店。もともとは「三日月」という甘味処でした。
イタリアンが発案された昭和35年頃の商品は 「あんみつ」「アズキアイス」「関東煮=カントダキ(おでんのこと)」などだったそうです。(おでんが入っているのに時代を感じますね)
三日月のオーナーである三日月晴三さんは、箱根でのセミナーのため上京した際、京橋の甘味処「中ばし」というお店で大阪風の焼きそばをアレンジしたソース焼きそばに遭遇。
お店のメニューに何か軽食をと考えた三日月さんは、焼きそばにしよう!と思い立ちます。
ただし、普通の焼きそばではつまらないので「ミートソースと粉チーズをかけて、フォークで食べる」といういわゆるスパゲティ風スタイルの、斬新なオリジナル焼きそばを発案したのです。
お客様へは、店員さんが焼いて提供するという方法をとっています。これは京橋の中ばしさんの方法と同じだそうです。
みかづきのイタリアンは東京風!?
みかづきのイタリアン誕生秘話を読んでいたところ、イタリアンに使われている焼きそばソースのことも書かれていました。発売当初から東京の老舗ソース会社さんのものを使っているそうです。
どこのものかは不明ですが、東京の老舗ソース会社というとトキハソースさんでしょうか。
ある意味、みかづきのイタリアンは東京風でもありますね。
独自開発のもちもち麺
みかづきのイタリアンの麺はもちもちの太麺。
この麺を自社工場で作っています。時間が経っても伸びにくい麺にしたいということで試行錯誤をくりかえし、現在の太さの麺に落ち着いたそうですよ。
ソレダメ!|みかづきのイタリアンはお取り寄せ可能!
みかづきのイタリアンを食べてみたいけど、新潟まで行く時間がない・・と思っているあなたに朗報です。
みかづきのイタリアンはお取り寄せが可能です!
「ガタ市」というサイトや、楽天でもお取り寄せが可能です!
ふるさと納税でもイタリアンの取り扱いがあります。
ソレダメ!|新潟のみかづきと長岡のフレンド
イタリアンは新潟市を中心にチェーン展開しているみかづきと、長岡市を中心にチェーン展開しているフレンドのものが二大巨頭とされています。
フレンドはみかづきより少し遅れてイタリアン提供を開始。
みかづきのイタリアンと、フレンドのイタリアンは見た目含めて異なります。簡単に表にしました。
みかづき | フレンド |
---|---|
角太麺のソース焼きそば | 丸い中細麺のソース焼きそば |
トマトソース | ミートソース |
白生姜の塩漬けのせん切り | 紅ショウガ |
フォークで食べる | 箸で食べる |
みかづきとフレンドの、当時の社長は親しかったようですよ!
みかづき 万代店のお店情報
みかづき1号店である、「みかづき 万代店」のお店情報です!
※営業時間や休日は変更になる場合があります。
このバスセンターは1階に有名な「バスセンターのカレー」があります!
まとめ
イタリアンという不思議なグルメについてお届けしました!
焼きそばとパスタソースという一風変わった組み合わせですが、麺の太さなど、おいしく食べてもらうためのこだわりもあるようですね。
気になる方はお取り寄せもできますので、一度食べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。