2025年3月31日放送の「世界!ニッポン行きたい人応援団」。
世界で「ニッポンに行きたくて行きたくてたまらない」と願う外国人を探し出し、彼らの熱い想いを取材、 彼らの夢を応援するため日本に招待するという人気番組です。
今回は、巻き寿司を愛するレイチェルさんが来日!
巻き寿司愛はあの「桜でんぶ」を手作りするほど。
来日後、北海道は江差町へ幻の天然岩海苔「寒海苔」の収穫をお手伝い。
ご飯の上に寒海苔をのせて作ったのり弁「海苔だんだん」の味に感動していましたね!
幻の天然岩海苔と言われる、寒海苔について、簡単ですが調べました。
- 寒海苔はどんな海苔?
- 幻と言われる理由は?
- 旬の時期はいつ?
- 食べてみたい!お取り寄せできる?
これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。
★世界!ニッポン行きたい人応援団の過去記事はこちら

★幻の鮭「鮭児」については以下の記事をご参考ください!

世界!ニッポン行きたい人応援団|幻の海苔「寒海苔」はどんな海苔?

北海道・江差町で獲れる幻の海苔「寒海苔」。
1枚700円以上という高級海苔ですが、一体どのような海苔なのでしょうか。
冬の寒い時季に採取して加工する海苔のことで、香りや風味が強いことが特徴です。
江差町での「寒のり」の採取と加工は、おおよそ12月から3月にかけて行われます。
採取場所は町のシンボルでもある「かもめ島」の岩場。
専用の道具を使い、岩肌についている海苔をはがすという根気がいる作業を続けていきます。
かもめ島で採れる海苔は、大きく分けて2種類あるそうです。
地元の方は、以下のように区別しているとのこと。
- 糸のように細く引きちぎるように採る海苔を「イトノリ」
- 細長い湿布をはがすように採る海苔を「ハバノリ」
加工する際には「イトノリ」と「ハバノリ」を混ぜますが、「ハバノリ」の方が香り高いそうです。
幻の海苔と言われる理由は?
寒海苔が「幻の海苔」と言われる理由について調べました。
摘み取る時期が決まっていることに加え、摘み採る重要なポイントは太陽の日差しと潮風という条件があるそうです。
条件がそろって、岩場で乾燥した海苔にカギを引っ掛けてめくり採ることができるんだそう。
海苔採りをすると、海苔と一緒に不純物が付いてきます。
この不純物を取り除く作業にとても手間がかかります。
丁寧に不純物を取ったあとに木枠に流し込んで漉います。その後、氷点下の寒さで海苔が凍ったまま乾燥することが重要なんだそう。
採取や乾燥の厳しい条件、加工まで手作業で大量生産ができないことが「幻」と言われる理由です。
世界!ニッポン行きたい人応援団|幻の海苔「寒海苔」の旬や味は?

寒海苔の旬や味はどのようなものなのでしょうか。
寒海苔は冬の冷たい海水にさらされて風味が増すのが特徴で、旬の時期は寒さが厳しい1月~2月とされています。
味は海の匂いそのものを感じるインパクトがあるもの。
そのため、食卓のわき役になりがちな海苔が、主役になれるのです!
レイチェルさんが感動したという海苔とご飯を交互に乗せた「海苔だんだん」も、おかず要らずのおいしさ。
ご飯が海苔の風味をうまく引き出してくれ、お箸が止まらないこと間違いなしです。
世界!ニッポン行きたい人応援団|幻の海苔「寒海苔」のお取り寄せ情報
寒海苔のお取り寄せ情報を調べました。
江差町のものではありませんが、同じく手摘み・天日干しの寒海苔のお取り寄せはできるようです!
本マグロ・ウニ・アワビ などの海産物を提供している上野屋さんで取り扱いがあります!
大手ネットショップでも取り扱いがありました。

ポケマルでは、岩のりの取り扱いがあります。
まとめ
幻の天然岩海苔「寒海苔」についてお届けしました。
海のミネラルをたっぷり含み、また食べたくなる風味と限られた季節でしか食べられない高級品でしたね。
レイチェルさんが食べた海苔だんだんも、かなりおいしかったと想像できます。
どのような味か気になる方は、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。

利尻島の岩海苔もおいしそうですよ!食べ比べをしたり、お味噌汁に入れて味わってみては。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。