2025年6月1日の「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」。
今回は食卓を彩るごはんのおとも!「漬けもの」のお金のヒミツに迫ります。
日本の漬物の種類は600ほど。その中で「超定番」の2種類の漬物をピックアップ。
それぞれの漬物のヒミツを大公開しています。
2種類の漬物のひとつ「たくあん」の情報に、日本有数の干し大根の生産地である宮崎県では、超巨大な大根やぐらがあるそうです。
これはいったいどこにあるのか、見られる時期はいつ頃?気になったので、調べました!
- 宮崎県の“超巨大な大根やぐら”が見られる場所はどこ?
- 見られる時期はいつ頃?
- 宮崎のたくあんのお取り寄せ情報を知りたい!
これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。
★過去のカネオ君の記事はこちら

突撃!カネオくん|“超巨大な大根やぐら”が見られる場所は宮崎市田野町・清武町の畑

宮崎県の“超巨大な大根やぐら”が見られる場所はどこなのでしょうか。
それは、
宮崎市田野町・清武町の畑
です!
「大根やぐら」は宮崎県の冬の風物詩。
特に宮崎市田野町、清武町に多く見られ、その他では高岡町、新富町、木花(郡司分)地区でも見ることができます。
毎年11月頃になると広い畑のあちらこちらに巨大なやぐらが組みたてられていき、収穫された大根が次々とやぐらへ掛けられていきます。
巨大なやぐらの大きさはどのくらいなのでしょうか。
平均的な大きさは、高さが約6メートル、横幅は平均して50m、大きいものでは100mを超えるものも。
大根を掛ける段の段数は、10段前後になります。
たしかに、「巨大やぐら」と言える大きさですね。
これだけの大きなやぐらに大根をびっしり並べるのだから、丈夫な材質のもので組み立てていかないと、重さに耐えられなくなりそうです。
やぐらの主な材料は、竹と杉丸太で、専用のバンドで固定されています。
大根は掛けっぱなしではなくこまめにお手入れされる
掘った大根をせっせと掛けたあとは、掛けっぱなしにしているのかと思いきや、こまめにお手入れをしています。
雨や夜露を避けるためにシートをかぶせたり、冷えすぎないようやぐらの中でストーブを炊いて温度調整をしているそう。
こうしたこまめなお手入れによって、良質な干し大根が産み出されます。
やぐらが組まれる理由
田野町や清武町の畑に多くやぐらが組まれる理由は、気候が関係しています。
山から吹き下ろす寒風に加え、冬場に雨が少ないこと、大根を傷める氷点下まで気温が下がらないという、干し大根を作るための条件に、見事に合致しているエリアなのだとか。
こうした奇跡的な場所であれば、たくさん大根を干しておきたくなりますよね!
冬の真っ青な空に、真っ白な大根がたくさん干されている様子は、圧巻の一言なのでしょうね。
こうして干された大根は、酵素の作用で辛みが抜け、うまみと甘みのあるおいしい干し大根になるそうです。
やぐらをみられる時期
やぐらは11月頃から組み立てが始まり、大根の収穫が始まる12月初旬頃から干し始め、2月下旬頃まで続けられます。
最後の大根が干し終わると、やぐらは解体されます。
冬の間だけ見られる、まさに「冬の風物詩」でもあるのです!
夜はライトアップも
田野町では、一部の大根やぐらが夜間ライトアップされるそうです。
昼間とはまた違った姿を見ることができそうですね。
大根やぐらの歴史
大根やぐらのはじまりは昭和35年代と言われています。
その当時は杉などの木材を使用していましたが、ほどなくして現在使われている竹が主流になってきました。
元々、鹿児島県の大根やぐらを真似て建てられたと言われていて、地域の特性に合わせて改良された結果、いまの形になっていったようです。
鹿児島の大根やぐらは片側だけにしかかけないそう。
これは、鹿児島の気候や風がふく方向などが関係していると考えられています。
突撃!カネオ君|田野町名産の大根漬けはお取り寄せ可能?

ここまで調べていたら、田野町産の大根漬けや切干大根などのお取り寄せできるかが気になってきました!
調べたところ、お取り寄せは可能なようです。
大手ネットショップなどでお取り寄せができますので、試してみてください!


ポケマルでは、天日干しにした切干大根のお取り寄せができるようです。
\ ポケマルでお取り寄せ /
まとめ
宮崎県の冬の風物詩・大根やぐらについてお届けしました。
大根がずらっと並んだ巨大やぐらは、圧巻!のひとこと。
天候を見ながら、丁寧に育てられた干し大根は、甘みとうまみが凝縮されてとてもおいしくなっているはず。
そんな大根から作られた大根漬か。気になる方はぜひ一度試してみてください。

ご飯がどんどん進むこと間違いなし!と思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。