帰れマンデー見っけ隊|高野山 壇上伽藍の六角経蔵(ろっかくきょうぞう)の回し方は?縁起の良い松の葉・三鈷の松(さんこのまつ)の場所やご利益についても調査!根本大塔の情報も!

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2025年11月24日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!」。

今回の旅の舞台は世界遺産・高野山!!

高野山は弘法大師(空海)が開山し、1200年以上の歴史を持つ真言密教の聖地。
標高約800mの山上盆地に位置し、金剛峯寺を総本山とし、117の寺院が密集しています。

見どころ満載の高野山。
仏教テーマパーク”と呼ばれる「壇上伽藍(だんじょうがらん)」では感動の連続!!

経典を読んだらご利益が得られる巨大な“六角経蔵(ろっかくきょうぞう)”の歯車をみんなで押して回したり、
空海の伝説が残る縁起の良い松の葉“三鈷の松(さんこのまつ)”を探して大はしゃぎしていましたね!

六角経蔵の回し方や三鈷の松の場所やご利益、立体曼荼羅が広がる根本大塔について、調べました。

  • “六角経蔵(ろっかくきょうぞう)”の歯車の回し方は?
  • 空海の伝説が残る縁起の良い松の葉“三鈷の松(さんこのまつ)”がある場所は?
  • 立体曼荼羅が広がる根本大塔はどんな塔?

これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね!

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目次

帰れマンデー見っけ隊|壇上伽藍 六角経蔵(ろっかくきょうぞう)の回し方や回す理由は?

※六角経蔵 PhotoAC

空海の“仏教のテーマパーク”とも呼ばれる「壇上伽藍(だんじょうがらん)」。
密教の根本経典である「胎蔵曼荼羅」の世界観を立体的に表現しています。

ここの金堂の左方面にあるのが六角経蔵(ろっかくきょうぞう)と呼ばれる、お経を収める蔵があります。

この蔵は美福門院が鳥羽法皇の菩提を弔うために1159年に建立し、浄写された「紺紙金字一切経」が1000巻納められました。

また、美福門院が荒川の庄を寄贈したことから、別名荒川経蔵(あらかわきょうぞう)ともいいます。

六角経蔵の名からわかる通り、建物の形は六角形。

火災により再建を繰り返し、現在の経蔵は、昭和9年(1934年)2月に再建されたものだそうです。

六角経蔵の回し方は?

六角経蔵の基壇(きだん)付近のところに把手がついており、回すことができるようになっています。

一回りすれば一切経を一回唱えたことと同じご利益があるといわれています。

回し方は、

時計回り(右回り)にゆっくり一回りすると良いそうです!

帰れマンデー見っけ隊|空海の伝説が残る縁起の良い松の葉“三鈷の松(さんこのまつ)”がある場所やご利益は?

※三鈷の松 PhotoAC

空海の伝説が残るという縁起のよい松の葉“三鈷の松(さんこのまつ)”。

これはどこにあるのでしょうか。

壇上伽藍の御影堂の前

にある松のことです。

この松には次のようなエピソードが残っています。

弘法大師こと空海が唐より帰国した際、真言密教をひろめるにふさわしい場所を求めるため、明州の浜から日本に向けて三鈷杵(さんこしょう)と呼ばれる法具を投げました。その後、空海が高野付近を訪れたところ、光を放つ松の話を聞いたそうです。そこでその松の所へ行くと、唐より投げた三鈷杵が引っかかっていました。

弘法大師はこの地こそ密教をひろめるにふさわしい土地であると決心しました。そしてその松は三鈷杵と同じく三葉の松であり、「三鈷の松」としてまつられるようになったそうです。

ちなみに、三鈷というのは密教で用いられる仏具の一種「金剛杵(こんごうしょ)」を指し、両端が3つに分かれた形状をしています。

三鈷の松は、弘法大師空海が投げた三鈷杵と同じ三葉となっており、持ち歩くとご利益があると言われています!(通常松の葉は二葉か五葉)

実際に訪れた方のブログなどを見ていると、三葉のものはレアという話も・・。常にあるわけではないようです。

四つ葉のクローバー的な感じなのかもしれませんね。

三鈷の松のご利益は?

松の葉は自然に落ちたものを拾います!

三葉の松の葉を拾えたら、紙などに包んでおきます(お守り袋に入れても良いそうです)

  • 財布に入れておくと金運がアップ
  • 鞄に入れておくと道中安全、交通安全のお守りになる

と言われています!

これは探すしかないですね・・!

帰れマンデー見っけ隊|真言密教のシンボル・根本大塔はどんな塔?

※壇上伽藍の根本大塔 PhotoAC

壇上伽藍といえば真言密教のシンボル・根本大塔(こんぽんだいとう)。

根本大塔は真言密教の曼荼羅の世界を具体的に現しています。

真言密教の「金剛界」と「胎蔵界」の二つの曼荼羅を、この塔と西塔で表現しているそう。

根本大塔は、弘法大師空海と真然大徳の二代により約70年かけて完成されたものです。

また、日本で最初に造られた多宝塔様式(初層が方形、上層が円形である二層の仏塔の建築様式)の塔であり、日本各地の多宝塔のひとつの原型になっていると言われています。

二階建てに見えるのですが、実際は一階建てなんです。不思議なつくりですよね。

内部にはご本尊の胎蔵大日如来を中心に金剛界四仏が取り囲み、16本の柱には堂本印象による十六大菩薩が描かれ、堂内が曼荼羅そのものの構成となっています。

曼荼羅を立体的に表現することで、仏様の世界をよりリアリティをもって体感できそうですよね。
修行をする際、とても役立ちそうです。

また、実際目の当たりにしたら、言葉で表すことができない奥深さや壮大な世界観を感じられそうですね。

壇上伽藍の情報

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