帰れマンデー見っけ隊|千葉県・鹿野山 関東最古と伝わるお寺「鹿野山 神野寺(かのうざんじんやじ)」 御朱印やご利益・天狗の必勝守り“カラス天狗御守”について調査!

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2025年12月15日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!」。

今回の舞台は【冬の房総半島】
房総半島は都心からあまり離れていないのに、豊かな自然とおいしい海鮮が味わえてとてもいい場所ですよね。
(木更津も近いので、アウトレットにも立ち寄れるというのもポイントが高い!)

今回は、富津市から霊山「鹿野山(かのうざん)」の山頂を目指す旅。

道中、房総グルメを味わい、鹿野山山頂近くにある聖徳太子によって開かれた関東最古と伝わるお寺へ向かいます!

このお寺は何というところでどういうご利益があるのでしょうか。そして「天狗の必勝守り」とはどのようなものなのでしょうか。

  • 鹿野山山頂近くにある、聖徳太子によって開かれた関東最古と伝わるお寺は何というところ?
  • ご利益は何?
  • 足腰が良くなるという「天狗の必勝守り」とは?

これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。

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目次

帰れマンデー見っけ隊|聖徳太子によって開かれた関東最古と伝わるお寺は「鹿野山 神野寺(かのうざんじんやじ)

※鹿野山 神野寺 PhotoAC

千葉県君津市にある鹿野山(かのうざん)。房総三山の一つでもあり、東山魁夷画伯の『残照』の題材にもなりました。

じつは千葉には高い山がありません。この鹿野山も標高379メートルと低いものの、千葉県内で2番目に高い山(一番高い山は愛宕山)でもあります。

鹿野山(かのうざん)という名前は、当初は「神野山」といっていたのが、「神」が「鹿」に転化したという説があります。

この鹿野山の山頂近くある、聖徳太子によって開かれた関東最古と伝わるお寺は何というところなのでしょうか。

それは、

鹿野山 神野寺(かのうざんじんやじ)

です!

神野寺は、推古天皇6年(598年)、聖徳太子によって日本で4番目に開かれた関東最古の名刹(めいさつ)。

山岳信仰の霊場として栄え、厄除け・交通安全祈願などで知られ、関東三大修験道でもあります。

1420年以上の長い歴史があるお寺なんですね!

この辺りは秋から冬にかけて、気象条件が合えば雲海が見られるとのこと。
神秘的な雰囲気もあるようですね!

境内がとても広く、なんと東京ドーム約3個分の約40,000坪!
そこには国指定重要文化財である茅葺切妻造の美しい表門をはじめ、数々の歴史ある建物が点在しています。

神野寺のご本尊は薬師如来・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)。
本堂に祀られているこの二つのご本尊は、ひとつの厨子(ずし)に並列して安置されています。

これらのご本尊は秘仏で12年に1度寅年のみ1ヶ月間開扉されるそう。そのため、普段は秘仏両本尊の御前立として不動明王が祀られています。

神野寺のご利益は?

古い歴史がある神野寺。

ご利益はどういったものがあるのでしょうか。

ご本尊の一つである薬師如来は病気の平癒、健康長寿、心身の癒し、現世の苦しみを取り除くと言われており、軍荼利明王は手足に蛇をまきつけた密教の五大明王の一つで、人びとの迷いの心や災いを消滅させるそうです。

広い敷地内には、弁財天や天満宮などもあり、学業成就や商売繁盛などにもご利益があることがわかります。

多岐にわたるご利益があることがわかりますね!

鹿野山 神野寺のご利益

病気治癒・健康長寿(薬師如来)、障害除去・災難除け(軍荼利明王)を中心に、厄除け、方位除け、交通安全、社運隆盛、商売繁昌など多岐にわたります

聖徳太子の像

聖徳太子が開いたという鹿野山 神野寺。

千葉県指定有形文化財でもある朱塗りの本堂の裏には、16歳のときの聖徳太子の像と白蛇が祀られているので、足を伸ばしてみてください。

また、普段は非公開の太子講堂にも、聖徳太子の像が安置されています。

トラの逸話

鹿野山 神野寺で検索をすると、予測変換に「虎」があり、気になったので調べました。

いまから約45年ほど前の1979年に、神野寺で飼われていたトラ3頭が脱走した事件があったそうです!!

1頭はすぐに発見されたものの、寺の外に脱走した1頭は射殺され、もう1頭は1か月後の8月28日に射殺されたとのこと。

当時の住職さんが動物好きで、トラを12頭飼っていたとか・・いまでは考えられないですね。

この事件の後、残った猛獣は北海道の動物園に引き渡されたそうです。

当時の住民の皆さん、かなり怖かったんじゃないでしょうか・・。

帰れマンデー見っけ隊|天狗の必勝守り「カラス天狗御守」

※イメージ画像

天狗といえば高尾山を思い浮かべますが、ここ神野寺にも天狗様が祀られているんです!

秘仏なので普段は拝み見ることはできませんが、奥之院に飯縄大権現(白狐に乗った烏天狗)が安置されています。

また、奥之院の前には天狗様の大下駄があり、これに触れて足腰や健康をお祈りしていたそうです。

2019年の房総台風で、奥之院が壊れ崩落の危険があるとのことで、現在は近づくのは禁止されているとのこと。

今回のゴールは“天狗の必勝守り”を授かること。そのお守りは

カラス天狗御守・カラス天狗木彫御守

のことを指していると思います!足腰の強化やスポーツ上達を願う人向けのお守りとして授与されています。

いずれも本堂のお守り授札所で手に入れることができます!

帰れマンデー見っけ隊|両本尊の切り絵の御朱印

鹿野山 神野寺の御朱印について簡単に調べました。

薬師如来と軍荼利明王切り絵をあしらった御朱印

のほか、合わせて3種類の御朱印が領布されているようです。

切り絵をあしらった御朱印は、神野寺から眺められる雲海がデザインされていて、両ご本尊のご利益がいただけそうなもの。

その他2種類は、金文字で書かれた見開きの御朱印と、奥之院の御朱印があるようです。

実際に訪れた方によると、御朱印については9時半ごろに窓口に行った方が良いとのこと。

鹿野山 神野寺の情報

※鹿野山 神野寺の大銀杏 PhotoAC

鹿野山 神野寺の情報です!

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