2025年5月11日放送の「相葉マナブ」。今回は相葉マナブでまだ扱っていなかった食材を取り上げる企画!
取り上げられた食材は「ザーサイ」!
千葉県館山市で農家さんにコツを教わりながら収穫し、塩漬けの作業もお手伝いさせてもらいました!
ザーサイはコリコリしておいしいですが、塩漬け後の完成系?しか見たことがないですよね。
ザーサイはどんな野菜か、メンマとの違い、生でも食べられるのかなど、簡単ですが調べました!
- ザーサイはどんな野菜?生でも食べられるの?
- メンマとの違いは何?
- 館山ザーサイ農園や国産ザーサイのお取り寄せ情報を知りたい!
これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。

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相葉マナブ|ザーサイはどんな野菜?

ザーサイは中華料理の付け合わせで出てくることが多く、一度は食べたことがあるはず。
塩気があって、コリコリした食感が結構癖になりますよね。
ザーサイは漢字で書くと搾菜(“ザーサイ”で変換できますよ!)。そう、原材料は野菜なのです。
漢字の由来は、漬物作りの中で塩分をしっかり絞る行程があることからと言われています!
からし菜の一種の野菜で、茎の根元のコブ状の部分を塩漬けにして漬け込んだものを食べています。その食感から「畑のアワビ」とも呼ばれることも。
今回相葉さんも、塩漬けを学ばれますよね!仕上がりが楽しみです。
生のザーサイの収穫時期は12月~4月ですが、露地物は少し変動があるようですね。
ザーサイは花が咲く前に収穫するのですが、アブラナ科なので花は菜の花に似ています。
PhotoACで画像を見つけたので貼り付けますね!黄色い可愛らしい花が咲いていますね。
育てたことがある方のブログによると、花芽が出たらすぐに伸びてしまうようです。

ネットで調べていたら、プランターで育てている方もいらっしゃいました。種が売っているんですね。
栽培が難しいと言われているザーサイですが、トライしてみては?

生でも食べられる?
ザーサイは茎の根元のコブ状のところを塩漬けにします。
葉と茎の部分はピリッとした辛味があり、葉は漬物にしても食べられるそう。
また、茎は薄くスライスして、サラダにしたり炒め物にもできるそうです。
メンマとの違いは?
ラーメンの上に乗っているメンマと、一見似ているザーサイ。
食べてみるとわかりますが、全く違う食べ物です。
メンマの原材料は台湾発祥の「麻竹」という竹の若芽を蒸し煮し、乳酸発酵させて作る発酵食品。一方ザーサイは、からし菜の一種である野菜を塩漬けにしたもの。
作り方も原材料も異なるものなんですね。どちらの食感も癖になるのが共通点かもしれません。
相葉マナブ|国産ザーサイの生産地は?
今回相場さんがお邪魔したのは千葉県館山市にあるザーサイ農園。
国産ザーサイはあまり作られておらず、館山市のほか、茨城県茨城県つくば市、神奈川県三浦市などで栽培されているものの、収穫量は少ないとのこと。
連作障害が出やすく栽培が難しいことや、栽培の歴史が浅く、栽培方法がなかなか確立されないことが、普及しない理由と言われています。
ザーサイの歴史自体も浅く、1930年頃、中国の四川省で栽培されはじめたとされています。現在の主な生産地も同じく中国であるのことは変わらず、日本では野菜そのものの流通はほぼない、という状態。
普及はまだまだ先の話となりそうです。
相葉マナブ|館山ザーサイ農園さんとお取り寄せ情報を調査!
今回相場さんが訪れた農園は、千葉県館山市にある「館山ザーサイ農園」さん。
所在地はこちら!
館山ザーサイ農園
中国でザーサイに出会い生産者へ
農園主の中西さんは、約40年前に地元茨城でザーサイの栽培を始めました。仕事で中国へ訪れた際に出会ったザーサイに感動し、ご自分で作りたい!と思ったそうです。
しばらくは茨城で栽培していたのですが、60歳のときにザーサイ栽培の適地を求めて全国を回り実際に栽培をしてみたそう。行動力が半端ないですね。
そして2017年に館山市へ移住。畑を借りて土壌改良をスタートし、その後2019年にはザーサイ出荷ができるようになりました。
館山ザーサイ農園さんのザーサイは、有機肥料100%で栽培されているそうです!
国産ザーサイのお取り寄せは可能?
希少な国産ザーサイですが、お取り寄せができるのでしょうか。
調べたところ、残念ながら館山ザーサイ農園さんは、個人への出荷はされていません。
道の駅や青果店にも出荷していないとのこと。
毎年1月頃に収穫体験などがあり、その場合は1本200円で持ち帰りが可能なようです。詳しくは、館山ザーサイ農園のサイトをご確認ください!
ポケマルで静岡県産の国産ザーサイの取り扱いがありましたが、現在は販売していないようです。
再販時にお知らせが来るよう、お気に入り登録しておくといいかもしれません。
ポケマルのリンクを置いておきますね!
国産ザーサイ加工品のお取り寄せは可能!
他県のものではありますが、加工品のお取り寄せは可能です。大手ネットショップなどで取り扱いがありました。

メンマも国産のものがあるようです。

中国産や台湾産が多いこれらの食材ですが、国産のものも出てきているのですね!
まとめ
希少な国産ザーサイについてお届けしました。
栽培はじわじわ広まっている印象がありますが、それでも生のザーサイを手に入れることは難しそうです。
根本の部分がどのような味なのかが気になる方は、収穫時期に館山ザーサイ農園さんを訪れて収穫体験をしてみてもいいかもしれません。
館山ザーサイ農園さんでは、後継者育成のため、休耕地を活用してザーサイの種まきから収穫まで指導しているそうです。興味がある方は、条件などについては、館山ザーサイ農園さんのサイトをご確認ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。