秘密のケンミンショー極|室蘭やきとり 豚を使う理由・元祖のお店は「鳥よし」!函館のハセガワストア「やきとり弁当」のお取り寄せ情報も!

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2025年8月14日放送の「秘密のケンミンショー極」。

今回は肉・ホルモンの宴2025と題して、全国各地の激ウマ&驚愕の肉グルメを紹介!

その中で「鶏肉じゃない北海道やきとり」が気になった方も多いのでは。

やきとりなのに豚を使うという「室蘭やきとり」について、調べてみました!

  • やきとりなのに豚を使う「室蘭やきとり」とは?
  • 豚を使う理由や元祖のお店はどこ?
  • 函館人のソウルフード「ハセガワストアのやきとり弁当」はお取り寄せ可能?

これらが気になる方は、最後まで読んでくださいね。

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目次

秘密のケンミンショー極|室蘭やきとりとは?豚肉を使う理由は?

室蘭やきとり PhotoAC

北海道の「やきとり」は、一般的に鶏肉を指す他の地域とは異なっています。

特に室蘭やきとりは「やきとり」と名乗りながら鶏肉ではなく豚肉を使うユニークなご当地グルメ。

どのような“やきとり”かというと、

たまねぎと豚肉を交互に串に刺した串焼き料理

甘辛の醤油ベースのタレに、洋辛子をつけて食べるのが基本スタイル。お店によっては塩も選べるようです。

使用する部位は肩ロースやトントロ、サガリなどが多く、他の部位をあわせて提供する店もあるそう。

普通においしそうですが、いったいなぜ“やきとり”と称しながらも豚肉を使っているのでしょうか。

豚肉を使った理由は?

豚肉を使う理由について調べると、日中戦争の時代までさかのぼります。

昭和初期、日中戦争がはじまると食料増産のために農家が豚を飼うようになり、昭和14年(1939年)には、豚の皮で軍靴をつくるために全国で養豚が推奨されました。

皮と肉以外は室蘭市内で消費してよかったそうで、屋台で豚のモツが多く使われるようになったといいます。その後、現在の「室蘭やきとり」の原型となる豚肉とモツの串焼きを提供する店が登場、これが元祖とされています。

長ねぎではなく玉ねぎを使っている理由も、北海道を産地とするたまねぎの方が長ねぎよりも安価に手に入り、また豚肉との相性が良いという理由からだとか。

地元でたくさんとれるものを使ったほうが、安くたくさん作れますよね。

しかし、豚の串焼きと言わずに「やきとり」と呼ぶ理由は何なのでしょうか。
諸説ありますが、北海道では“やきとり”=“串に刺した肉料理”という広義の意味で使われることが多かったのだろうと思われます。

ひらがな表記の「とり」なので、そこが焼き鳥との区別になっているのかもしれませんね!

秘密のケンミンショー極|「室蘭やきとり」元祖のお店は「鳥よし」

室蘭やきとり PhotoAC

豚と玉ねぎの串焼きである「室蘭やきとり」の元祖は、「鳥よし」と言われています。

帯広で修行をした先代が室蘭に「やきとり」を持って帰り、屋台での商売を経て昭和12年(1937年)に輪西町で店を構えた老舗。もちろん今でも経営しています。

現在の場所にお店を構えて90年近く経っているんですね。
やきとりは炭火焼き。
実際に訪れた方の口コミによると、秘伝の甘いタレにちょっと辛子を付けていただいたがおいしかったとのこと。

秘伝のタレは継ぎ足しで使っているそう。

モツも下処理が丁寧でおいしいという口コミも多くありました。

昭和レトロ感もあり、落ち着くお店と評判です。

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